「モバイルファースト」にありがちな誤解

今時のビジネスに欠かすことができないのが「スマートフォン対策」です。
特に現在10代~20歳くらいまでの若い世代にとってはパソコンを使用することは少なくほとんどの用事をスマホもしくはタブレットで済ませてしまっていることがわかっています。

そうした通信機器の使用状況の流れを受けて登場してきたのが「モバイルファースト」という概念で、WebやIT関連の仕事においては必ずと言ってよいほど聞かれます。

しかしそうした仕事の現場においても「モバイルファースト」の意味を正しく理解している人は案外少なく、ただ闇雲にスマホやタブレット用のサイトを作るこがモバイルファーストと思い込んでいることがよくあります。

本来的な「モバイルファースト」とは、アクセスをする顧客の側にとってよりよいサイトコンテンツを作ることであるのでスマホに対応しているかどうかという一点のみで判断するのは誤りです。

「モバイルファースト」とは使用者の手間を省くこと

なぜ「モバイルファースト」という概念が登場してきたかというと、従来のパソコン中心のアクセスが端末に移ったことによりそれまでの規格が大きく変わってしまったからです。

例えばECにおける送り先入力にしても、パソコン画面ならば小さく収めることができてもスマホやタブレットでは同じようにはできません。
逆にモバイル端末が出て来たことにより、GPSやSNSへの連携といった新しい可能性もでてきました。

ですので正しい意味での「モバイルファースト」とは単なる画面の見え方ではなく、端末を使用する人たちがより便利に使える機能を加えていくということになります。

ガラケーとは全く異なるビジネスモデルの可能性もあり、今後より一層「モバイルファースト」は多くの企業に取り入れられていくことでしょう。